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獅子唐辛子(ししとうがらし)について

2011.10.27 最近、透析食の主菜の付け合せに獅子唐を使用することがあります。
獅子唐の緑鮮やかな愛らしい形は主菜の名引き立て役なのですが、辛味成分が強いものにあたると大変です!!

今回は、この獅子唐について少しべてみましたのでお知らせします。

南米原産の唐辛子は、辛み種と辛みのない甘み種に分類されますが、獅子唐辛子は甘み種の唐辛子の仲間になります。

甘み種とはいっても唐辛子と同様にカプサイシンという辛味成分を含みますので、多少の辛みは感じます。

**注目の栄養成分・・・ビタミンCが多く含まれるので、免疫機能を高め、疲労回復、皮膚や粘膜を守り、体に抵抗力をつける効果があります。
また、その他のビタミン類、カロテンなども豊富で、細胞の老化を防ぎ、美肌効果を期待することが出来ます。


**カプサイシンについて・・・唐辛子に含まれている辛味成分であるカプサイシンは、体内に吸収されると、アドレナリンの分泌を活発にし、発汗を促進します。
体を温める作用、殺菌作用、胃を健康に保つ作用などがあり古くから注目されていました。
体が熱くなり発汗することで脂肪の燃焼を促進し、ダイエットや美肌の効果を高めます。


**獅子唐のおいしい時期・・・ 6~8月です。

**おいしく調理する方法・・・ 焼く、煮る、揚げるなどさまざまな調理法がありますが、ビタミンの損失を防ぎ、おいしく仕上げるには強めの火加減で
サッと加熱するのがポイントです。加熱の際には竹串などで数か所に穴をあけるようにしましょう。加熱中に中の空気が膨張して
破裂するのを防ぐことが出来ます。カロテンは油で調理すると吸収率が高まるので、素揚げや天ぷら、油炒めなどがオススメです。


**獅子唐辛子の辛みを軽減する方法・・・
今年の獅子唐辛子は例年に比べ辛味成分が強いことが多いです。辛いものとそうでないものの見分け方は非常に難しいです。
先日(10/18)、当院で患者様に提供した獅子唐辛子は料理酒に3時間ほど付け、水分をよく拭き取り、油で揚げる方法で行いました。
いつもより辛味・苦みが軽減されていたのではないでしょうか?
自宅で調理する場合は種を取り除いてから、加熱するとさらに辛味・苦みが軽減されますよ。

最後に・・・獅子唐辛子(ししとうがらし)の名前の由来について
先端が獅子の頭や口に似ていることから、この名前がついたそうです。


              昭島腎クリニック 栄養科 砂田、谷部、宮田、高橋 、嶋田

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