昭島市の水道水における放射能について昭島市ホ-ムペ-ジより
2011.03.23
本日、東京都が金町浄水場(葛飾区)の水道水から乳児向けの飲用基準の約2倍に当たる放射性ヨウ素131を検出したと発表した件で透析患者様から昭島市の水道水の安全性に関するお問い合わせがありました。
本日、昭島市ホ-ムペ-ジから昭島市の水道水に関して重要なお知らせがありました。
昭島市からのお知らせ内容を原文のまま掲載致します。
【重要】昭島市の水道水における放射能について
今回の原子力発電所の放射能もれ事故以降、東日本各地の水道水から放射性物質が検出されているとの報道がされております。
昭島市の水道水についても、市民の皆さんから問い合わせが寄せられていますのでご説明します。
昭島市の水道水は地下70m以上の深層地下水を水源にしており、地表の影響をほとんど受けない極めて安全な水だといえます。
地下水は雨が地表に浸み込んで形成される水ですが、地下に浸み込んでから30年以上を経たものが水源となっており、
現在の降雨の影響を直接受けることはありません。
また、微細な放射性物質も地層によりろ過されるため、本市の水道水は放射能の影響を極めて受けにくい水であるということがいえます。
なお、水道水中の放射性物質の検査結果につきましては、次のとおりです。
【速報値】 検査日:平成23年3月23日 単位:(Bq/kg)
採水場所 放射性ヨウ素 放射性セシウム 備考
東部配水場(浄水) 不検出 不検出
西部配水場(浄水) 不検出 不検出
※不検出 <50Bq/kg
<参考> 放射線の単位
*ベクレル(Bq)
放射能を表す単位。
1ベクレル(Bq)は、1秒間に1個の放射性核種が崩壊することである。
*シーベルト(Sv)
人体が放射線を受けた時、その影響の度合いを測る物差しとして使われる単位。
*グレイ(Gy)
放射線が当たった物質が吸収した放射線のエネルギーで表される放射線量。1Gyは物質1kg当たりに1ジュール(J)のエネルギーが吸収されることを意味する。
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